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AI美女はスマホだけで作れる?Sulphur 2や10Erosがスマホで動かない理由と、実際にできる3つの方法【2026年最新】
「Sulphur 2 スマホ」で検索しても動かす方法は出てきません。無検閲の動画モデルは1ファイルで10GBから40GBあり、スマホの共有メモリには載らないためです。ではスマホで何ができるのか。ブラウザとアプリで完結する生成サービス、iPhoneとAndroidで本当にローカル生成できるアプリ(Draw Things・Local Dream)、そして自宅のPCで動かしてスマホから操作する方法まで、モデルのファイルサイズと端末のメモリの数字で線を引きます。
概要
「Sulphur 2 スマホ」「AI美女 スマホ 作り方」で調べても、スマホでSulphur 2を動かす手順は出てきません。方法が隠れているのではなく、載らないからです。
ただし「スマホでは何もできない」わけでもありません。できることとできないことの境界は、モデルのファイルサイズと端末のメモリの関係で決まります。
結論
| やりたいこと | スマホ単体 | 方法 |
|---|---|---|
| ブラウザ・アプリの生成サービスで画像を作る | できる | ChatGPT、Grok Imagineなど |
| スマホの中だけで画像を作る(オフライン) | できる | iPhone/iPad: Draw Things / Android: Local Dream |
| Sulphur 2・10Erosなどの無検閲動画モデルを動かす | できない | 自宅PCで動かしてスマホから操作する |
| LoRAを学習させる | できない | PCかクラウド |
なぜ動画モデルはスマホで動かないのか
無検閲の動画モデルは、軽くした量子化版でもこのサイズです。
| モデル | 最小の量子化 | サイズ |
|---|---|---|
| 10Eros Max(MiniMax H3版) | Q3_K_M | 8.90GB |
| LTX2.3-10Eros v1.5 | Q3_K_S | 10.34GB |
| Sulphur 2 / LTX-2.5系 | Q3〜Q4 | 10.3〜15.1GB |
これはモデル本体だけの数字で、実際にはテキストエンコーダーとVAEも同時に読み込みます。LTX 2.3系の専用テキストエンコーダーは、それ単体で12.78GBあります。
一方スマホは、GPUとCPUがメモリを共有しています。Draw Thingsの公式wikiは端末の性能を次のように整理しています。
| メモリ | 端末の例 | できること |
|---|---|---|
| 3〜4GB | iPhone・iPadの標準モデル | 小さいモデルは動くが、Fluxには足りない |
| 8GB | MacBook Air M1、iPad Air / Pro | 大きめのモデルも動くが遅い。動画は可能だが非常に遅く、大きい動画モデルはしばしば失敗する |
| 16GB | MacBook Pro M2 Pro | 画像は小〜中規模のモデルなら妥当。動画は動くが非常に遅い |
| 24GB | MacBook Pro M3 Pro | 画像は速い |
| 36GB以上 | Mac Studio M4 Max | 動画も悪くない速度 |
動画が「悪くない速度」になるのは36GB以上のMacからで、これはスマホの範囲を完全に超えています。VRAMとモデルサイズの関係はAI美女を作るPCのスペックに詳しくまとめています。
方法1:アプリで完結する生成サービスを使う
スマホのアプリだけで画像が作れて、キャラの顔も保てます。
- ChatGPT Images 2.5:無料プランを含む全ユーザーが使え、参照写真の人物を保ったまま服や場所を変えられます。手順はChatGPT Images 2.5でAI美女をつくる
- Grok Imagine:iOS / Androidアプリで画像と動画の両方を扱えます。詳細はGrok ImagineのSpicyモード解説
この方法の制約は、回数の上限と月額料金、そして各サービスの規約で作れないものがあることです。
方法2:スマホの中だけでローカル生成する
通信せずに端末内で生成するアプリがあります。動くのは画像モデルまでです。
iPhone・iPad・Mac:Draw Things
無料アプリで、テキストから画像、画像から画像、インペイント、ControlNetに対応しています。Stable Diffusion、SDXL、FLUX.1が動きます。
Hugging FaceやCivitaiから落としたsafetensorsをモデルタブからインポートできるのが大きい点です。インポート時にApple端末向けに最適化されます。すべてのモデルが対応するわけではない、と公式FAQは断っています。
動画モデルも一部対応していて、LTX-2.3、Wan 2.1、Wan 2.2、Hunyuan Video、SkyReels、Stable Video Diffusionが挙がっています。ただし公式の案内は動画に8GB以上のメモリを求めており、Wan 2.2の14B版は1024×576・81フレームでおよそ20GBとされています。10ErosやSulphur 2のような派生モデルはここにさらに上乗せになるため、iPhone側のメモリには収まりません。
Android:Local Dream
Snapdragonの NPU を使ってオフラインで生成するオープンソースのアプリです。GitHubで公開されています。
- SD1.5は、Hexagon V68以降のNPUを積んだSnapdragonで動く
- SDXLは、Snapdragon 8 Gen 3以降が必要
- NPUのほかCPU・GPUでの推論にも対応
対応しているのはSD1.5とSDXLで、動画モデルは対象外です。SD2.1は品質と普及の理由で保守が終了しています。
方法3:自宅のPCで動かしてスマホから操作する
「スマホで作りたい」の中身が「外出先や布団の中から生成を回したい」であれば、これが現実的な答えです。生成するのはPC、操作するのがスマホという形にします。
ComfyUIをスマホのブラウザから開く
ComfyUIは既定では http://127.0.0.1:8188 で動き、同じPCからしか接続できません。起動時に --listen 0.0.0.0 を付けると、ほかの端末から接続できるようになります。
TEXTpython main.py --listen 0.0.0.0
あとはスマホのブラウザで http://<PCのIPアドレス>:8188 を開きます。ComfyUIの導入がまだならComfyUI完全入門から進めてください。
このとき生成はPCのGPUが行うので、Sulphur 2でもMiniMax H3でも、PCで動くものはすべて動きます。
--listen 0.0.0.0 は、そのポートに届く端末すべてから接続できる状態にします。 自宅のLANの内側だけで使い、ルーターのポート開放でインターネットに直接さらすことはしないでください。外から使いたい場合はVPNを通します。
Draw ThingsのServer Offload
Draw Thingsには、自分で立てたサーバーに生成を投げるServer Offload機能があります。サーバー側の gRPCServerCLI はmacOSと、NVIDIA CUDAを積んだLinux向けに配布されています。Dockerイメージは CUDA 12.4.1 で、RTX 20xx / 30xx / 40xx シリーズとA100・H100に対応します。RTX 20xx系では --no-flash-attention を付けて FlashAttention を無効にする必要があります。ライセンスはGPL-3.0です。
iPhoneのアプリの操作感のまま、重い処理だけを手元のマシンに逃がしたい場合はこちらになります。
AI美女作成イメージ目的別の選び方
- とりあえず今日AI美女の画像を作りたい → 方法1。アプリを入れるだけ
- 通信せず端末内で完結させたい → 方法2。iPhoneならDraw Things、AndroidならLocal Dream
- 無検閲の動画モデルを使いたい → 方法3。スマホは操作端末で、生成はPC
- PCを持っていなくて動画もやりたい → PCの購入が前提になります。VRAM別の目安はPCのスペック記事に
なお、無検閲モデルで作った無修正の動画を日本から公開すると刑法175条の問題になります。詳細はAI無修正動画をアップしたらあかんを参照してください。
まとめ
- スマホ単体で動くのは画像モデルまで。動画モデルは量子化しても8.9GB以上あり、共有メモリに載らない
- Draw Thingsの公式wikiでも、動画が実用的な速度になるのは36GB以上のMacから
- iPhone・iPadはDraw Things(safetensorsをインポート可)、AndroidはLocal Dream(SD1.5はHexagon V68以降、SDXLはSnapdragon 8 Gen 3以降)
- 動画をやるなら、PCでComfyUIを
--listen 0.0.0.0で起動してスマホのブラウザから操作する --listenを付けたComfyUIはインターネットに直接公開しない
参考
- Draw Things WIKI — How Powerful Is My Device
- Draw Things WIKI — Video Generation Basics
- Draw Things WIKI — FAQ
- drawthingsai/draw-things-community — GitHub
- xororz/local-dream — GitHub
- Local Dream — Google Play
- ComfyUI Server Communication Overview — ComfyUI Docs
- Abiray/10Eros-Max-Hybrid-Beta5-GGUF — Hugging Face
- vantagewithai/LTX2.3-10Eros-1.5-GGUF — Hugging Face











